心とからだのセラピースペース


by まりりん

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『『フォークス・オーバー・ナイブズ』に学ぶ
    超医食革命
      Forkus Over Knives
      正しい食事は手術に勝る』

       ジーン・ストーン 編
         大島 豊  訳
      松田麻美子 監修・特別寄稿  
            グスコー出版 1300円+税 2014年


このところ
「肉を食べなさい」
「動物性たんぱくを食べないと栄養不足になりますよ」
といった情報をよく目にするようになりました。

「炭水化物は控えなさい」
「小麦粉が脳を焼く」
とも言われ、

ミーハーな私は
ハンバーグを食べてみてはおなかの調子を崩し、
小麦粉をやめたら、おやつは何を食べたらいいのだろう・・・
と途方にくれたりしていました。


図書館で何となく手に取ったこの本、
ナチュラルハイジーンの松田さん監修と気が付いて、
借りてみました。


アメリカでのナチュラルハイジーンの普及と、
それに伴い起こっている変化。

それを映画にした
「フォークス・オーバー・ナイブズ」の
解説書です。

がん死がどんどん増えている日本と違い、
がんで死ぬ人がどんどん減っている。
心臓病も、
ロッキングチェアに揺られて死を待ちなさいと言われた人が
健康を取り戻す。


このところの
「動物性たんぱくが必要だ、
炭水化物は身心によくない」攻勢への回答が、
一つ一つ具体的に、
納得できるように、しっかりと書かれています。

いくつも紹介したいところですが、
ご自分でぜひ読んでみてほしいです。

第11章 肉食と牛乳の真実
 良質のたんぱく質とカルシウムに対する大きな誤解
 肉を食べるとどうなるか
 大マスコミが伝えないこと
は特に読んでほしいところです。

つらいけれど、
第6章 動物性食品と畜産業が招く環境破壊
 報道されない畜産業の暗部  も。


食事を変えて健康を取り戻した何人もの具体的な事例。

肉食をこのまま続ければ、
多くの人々を飢餓に追いやること。
地球の自然も危ないこと。

肉食を続けることが、いかにたくさんの動物たちに
残酷な一生を強いているか。


こういうことを書いた本はこれまでにも読んできたし、
このブログでも紹介してきましたが、

莫大な資金力を持つ
畜産業化、食肉業界からの圧力が
情報をゆがめ、うそをばらまいているようです。

そして、ミーハーな私は
それらに惑わされ、体調を崩すのです。


「動物性食品を含む食事に変えると、
途端に病気になる、ということです」と言う
ジョン・A ・マクドゥーガル医学博士は
でんぷんが豊富な
プラントベース(植物を基本にした)の食事をとるよう
世間の人に促すことに生涯をささげてきました。

その彼に出版社は
「高タンパク質で低炭水化物ダイエットの本を書いてくれ。
書かないのであればもう新刊は出さないから。」
と言われたそうです。

その後アトキンスが出てきて、
肉食をメインにしたローカーボ(低炭水化物)ダイエットが大流行しました。
アトキンスは急死したようですし、
ダイエットに励みすぎた人は健康を害しているようですが。


何を食べると調子がいいかは、
体質にもよるでしょうから、
自分の体調に合うものを選ぶことが大事でしょう。

でも、動物虐待、自然破壊、飢えている人々を考えると、
それに目をつぶって
自分の健康を最優先するのは嫌だな。
ほどほどでいいかな、と私は思います。

幸い私は
この本が奨めている
プラントベースのホールフードの食事が合っているので、
この本を読んで安心できました。




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by d_rainbow | 2018-05-15 11:29 |

『生きる職場』

『生きる職場   小さなエビ工場の
         人を縛らない
         働き方』    

   武藤北斗 著  イーストプレス  1500円+税  2017年


著者が工場長をしていた
小さなエビ工場は
東日本大震災の津波で全壊し、

大阪で
1億4千万円の2重債務を抱えて
再起を図ることになりました。


震災をきっかけに、
生きることをシンプルに見つめるようになった彼は、
人を縛り、管理し、競い合わせる今の会社や社会の在り方に
疑問を持つようになります。

まずは自分の足元から、
従業員が
「とにかく働きやすい職場にする」
ことを始めます。


働きたい日の働きたい時間だけ働く。
休みも遅刻も早退も連絡不要。

やりたくない仕事はしない。
やりたい仕事をする。


そんな勝手をさせて、やっていけるのか!?
という反応が普通です。

ところが、4年が経過した今、
人件費は下がり、
効率も品質も上がり、
「この働き方がなければ、
会社を継続していくことはできませんでした」


以前は、1年くらいでやめる人が多く、
新人採用、育成が負担になっていたのが、
働きやすいから長く続くので、
新採の手間も不要、技術も向上。

苦手な仕事をしなくていいから
ストレスがなく、
好き、得意なことだけするから、品質が向上。


管理や競争がなくなることで、
人を批判的に見ることがなくなり、
感謝、協力が自然に育ってきているようです。

以前はあった新入りと古参の上下関係や
いじめもなくなったそうです。


休憩5分前に準備時間を設けるとか、
忘年会をしないとか、
丁寧に面接をして、
より良い職場にするための改善を
どんどん続けているようです。

いいだろうと、
外から持ってきたルールは失敗することが多いとか。


「笑いと笑顔が絶えない職場」とは違う
というのも、
なるほどー!です。


「単純作業でも、
意義ある仕事なら誇りが持てる」

この小さなエビ工場の
成り立ちからして、
普通と違う、と私は思います。


理念が大事だなあ、と思います。
そこからぶれないことが大事だなあと思います。


こういう試みが、広がってほしいです。

理念、理想からやっていたことの先に
出てきた必要によって作られたもの。


  

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by d_rainbow | 2018-05-01 15:37 |