心とからだのセラピースペース


by まりりん

カテゴリ:本( 79 )

『これ、食べていいの?
   ハンバーガーから森の中まで――食を選ぶ力』

     マイケル・ポーラン 著
     小梨 直 訳       河出書房新社 1900円+税


図書館で目にして何となく借りました。
夫が読み始めて
「トウモロコシのことばっかり書いてある」
と言っていたのが、
どんどん面白くて、最後まで読んでしまいました。

「とっても素敵なことが書いてあるよ」と言うので
私も読んでみました。


著者は1955年生まれのアメリカ人。
食や農業、ガーデニングなどについて書いているジャーナリストです。

『雑食動物のジレンマ』東洋経済新報社 という大人向けの本の、子供版ですが、
大人でもこのくらいで充分、という感じです。


その一口はどこから来たのか?
そしてどこへ向かうのか?

世界的大ベストセラー
『雑食動物のジレンマ』を書いた
ポーラんさんと一緒に考えてみる。


食の流れを4つに分けてたどっています。

1 大量の「工業食」
2 流行のオーガニック(有機食品)
3 持続可能な地産地消の食
4 菜園と狩猟採集


巨大な農園
円形に植えられた、見渡す限りのジャガイモ畑。
スプリンクラーでの潅水、施肥、防除。
機械が故障しても、猛毒の農薬が散布されているので、修理に入れない。
収穫したジャガイモは、
毒が弱まるまで6か月も保存してからフライドポテトに加工。

草を食べる生き物である牛が、
トウモロコシを食べさせられることによって、
胃が強酸性になる。
ここで進化した新種の細菌は、
人間の胃でも死なない。
その一つがO157。
集中飼育場の牛の腸内で大繁殖し、
保有する肉牛は全体の4割にのぼる。


次々と「工業食」の恐ろしさが見せつけられます。


でも、理想に近い農場も、規模は小さいけれどあちこちに、あるのでした。
読んでいるとどんどん楽しくなってきます。

有機的につながった農業と牧畜。
捨てるものがない、全てが循環。
地元で消費される。
地域の人たちに喜ばれている。

本では知っていたけれど、
実際にこう言う農場が増えてきている!
なんて楽しいんでしょう!!


狩猟のためにポーラんさんは銃の免許を取り、
実際にイノブタを仕留めます。
その時の心境も詳しく書かれています。

そして、取材でお世話になった人たちを招待して、
てんてこ舞いで1週間も準備して、
自分で料理してふるまいます。


最後に著者は、私たちにできることを提案してくれています。
少しでも、いい方向の進むように、
私たちは「選べる」

選ぶためには、
実際に食べ物がどういうところでどんなふうに作られているのか、
知ることが必要ですね。



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by d_rainbow | 2018-08-03 10:08 |
「本来のあなた」との間の雲の覆いに穴をあけるドリルは
次の4つの道具を組み合わせて作ります

1 感謝
2 「プロセス」
3 「ミニプロセス」
4 変化をうながす言葉


1 感謝

お金は感謝を表現するためのもの。
あなたは無限の愛を持っていて、あなたがそれを表現するたびに
愛を表現し受け取る能力が実際には大きくなっている。
同様に
あなたは感謝の気持ちを無尽蔵に持っていて、
あなたがそれを表現するたびに
感謝を表現し受け取る能力も大きくなる。

お金を使う(支払いをする)ときに、
ネガティブな気持ちを持つ代わりに、
感謝の気持ちを表現すると、

1 あなたが雲の覆いに穴をあけるのを
  感謝の表現が見事にサポートしてくれる。
2 感謝が増えるサイクルがスタートする。
  つまり、感謝が増加し、お金という形であなたに戻ってくる。


2 「プロセス」

4つの道具の中で一番強力なもの。

最大の力、最大の嘘、最大の幻想は、
あなたが不快さを感じる場所にある。

「本来のあなた」は不快感を感じられない。
不快を感じているなら、「本来のあなた」からかけ離れているということ。
だから、
怒り、恐怖、不安、フラストレーション、悲しみなどの
不快感を感じた時にこの道具を使う。

その手順は
ステップ1 不快感の真っただ中に飛び込む
ステップ2 不快感を十分に味わう
ステップ3 不快感のピークに達したら「真実」を告げる
ステップ4 自分の力を取り戻す
ステップ5 あなた自身と創造物に対して感謝を表す

ステップ3の「真実」は例えば
「私は力であり、神の現れである。
これは現実ではない。完全な作り物だ。
物語に過ぎない。
私の『意識』の創造物がリアルに見えているだけだ。
変装した『真の喜び』に過ぎない。」

ステップ4は例えば
「私はこの創造物から力を取り戻す。今!」

「プロセス」は、不快感を強く感じれば感じるほど
効果が高い。
第1段階のゲームでは不快感は恐れられていたけれど、
第2段階のゲームでは、不快感がとても役に立つので、歓迎される。


3 「ミニプロセス」

不快感を感じないが限界と制限を与える幻想に使う。
不快感がないので、「プロセス」の残りの手順を行う。


4 変化を促す言葉

ここまで読んで、やってみよう!と思われたら、
実際に本を手に取ってみてください。

この第2段階のゲームは、面白そうです。
著者も、このゲームを続けた行きつく先が
どんなところなのかはわかっていないようです。


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by d_rainbow | 2018-07-10 16:26 |
シャインフェルドさんの考えをもう少し説明します。

「本来のあなた」はどんなものでも創れるので
あなたの自然な状態は無限の豊かさ。
「無限の存在」であるあなたは常に「真の喜び」の状態にある。
怒り、怖れ、心配、フラストレーション、憂鬱、不安、悲しみといった
否定的な感情を経験しない。

無限に力強く、賢く、豊かで、「真に喜んでいる」存在であるあなたは、
自分を創造的に表現し、
その表現によって得られる楽しさや興奮を経験したいという
無限の欲求がある。


「人間ゲーム」の第1段階(いま私たちがやっていること)は
この「本来のあなた」についての認識を
ことごとく忘れさせ、
正反対の限界と制限だらけの自己像を信じ込ませる。
そのうえで、ほとんど達成できず、充実感が得られない
「見せかけの目的」を追わせる。


限界と制限の多い第1段階にどっぷり浸かったあなたに
「本来のあなた」は
「人間ゲーム」の第2段階へと進むよう促す。
あなたは「真の目的」を求め始め、
そこで「本来のあなた」は
あなたが力と知恵と豊かさと「真の喜び」を取り戻す手助けを始める。


第1段階であなたは
太陽のような「本来のあなた」との間に分厚い雲を作り、
その光が差し込まないようにしてしまった。
第2段階のゲームは、
その分厚いコンクリートのような強固な雲に
ドリルで穴をあけ、
太陽の光があなたに注がれるようにする。


第2段階のゲームは、
時間をかけて進んでいくように創られている。
それは成長のプロセスにおいて
あなたの感謝の気持ちがとてつもなく高まるように意図されているから。


雲の覆いを壊して「ビジネスゲーム」から脱出するのには
特別なドリルを使います。

そのドリルについては次回お伝えします。


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by d_rainbow | 2018-07-09 15:12 |
『「ビジネスゲーム」から自由になる法 
    絶対勝てない幻想のゲームからの脱出マニュアル』

      ロバート・シャインフェルド 著
      本田 健 訳           VOICE 1400円+税  2013年


私にはこの本は
「この世界は幻想」ということをより理解する助けになりました。

この世界で、より幸せに生きていく方法を知りたい、という人には
役に立つと思います。


人類が常に悩まされてきた3つの疑問
1 自分は何者か?
2 自分はなぜここにいるのか?
3 自分の目的は何か?

著者はこの疑問の答えとなる
絶対的な「真実」を知る方法はないと考えています。


  (『奇跡のコース』はこれに答えている、と私は思います。)

そのうえで、この世界での絶対に幸せになれない生き方から脱して、
幸せに生きる方法を提示しています。


この世界は幻想。
「本来の私」が「フィールド」に働きかけて、
とても精巧で、現実と思わせてしまうホログラムを見せている。

この世界で、
私たちは「第1段階」の絶対勝てない「人間ゲーム」をやってきた。
「第2段階」のゲームに移行することで
徐々に、そして(時間はかかるが)やがてとても幸せな人生を
生きることができるようになる。

「人間ゲーム」をプレイする時に経験するあらゆることが、
次の3つの構成要素からできている。
1 創造者(意識=あなた+「本来のあなた」)
2 真の創造的プロセス(フィールドの中のパターンと力)
3 創造物(ホログラムの中で見たり経験したりする
         すべてのもの…人、場所、物、体など)

これまで私たちのほとんどは3の創造物に注意を向けてきた。
けれど、これは結果でしかなくて、変えようがない。
世界を変えたければ、
3から意識をそらし、(意識を向けると強化してしまう)
世界をそのように作り上げている
1と2に働きかける必要がある。
この世界への判断は幻想をその場にとどめ、強めてしまう。


ロバートさんはご親切にも
絶対勝てないゲームから脱出して、
幸せに第2段階のゲームを楽しむことができるようになる方法を、
わかりやすく丁寧に、具体的に
提示してくださっています。
この「方法」も楽しいゲームとして使えそうです。

次回、かいつまんで紹介したいと思います。









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by d_rainbow | 2018-07-08 11:58 |
『『フォークス・オーバー・ナイブズ』に学ぶ
    超医食革命
      Forkus Over Knives
      正しい食事は手術に勝る』

       ジーン・ストーン 編
         大島 豊  訳
      松田麻美子 監修・特別寄稿  
            グスコー出版 1300円+税 2014年


このところ
「肉を食べなさい」
「動物性たんぱくを食べないと栄養不足になりますよ」
といった情報をよく目にするようになりました。

「炭水化物は控えなさい」
「小麦粉が脳を焼く」
とも言われ、

ミーハーな私は
ハンバーグを食べてみてはおなかの調子を崩し、
小麦粉をやめたら、おやつは何を食べたらいいのだろう・・・
と途方にくれたりしていました。


図書館で何となく手に取ったこの本、
ナチュラルハイジーンの松田さん監修と気が付いて、
借りてみました。


アメリカでのナチュラルハイジーンの普及と、
それに伴い起こっている変化。

それを映画にした
「フォークス・オーバー・ナイブズ」の
解説書です。

がん死がどんどん増えている日本と違い、
がんで死ぬ人がどんどん減っている。
心臓病も、
ロッキングチェアに揺られて死を待ちなさいと言われた人が
健康を取り戻す。


このところの
「動物性たんぱくが必要だ、
炭水化物は身心によくない」攻勢への回答が、
一つ一つ具体的に、
納得できるように、しっかりと書かれています。

いくつも紹介したいところですが、
ご自分でぜひ読んでみてほしいです。

第11章 肉食と牛乳の真実
 良質のたんぱく質とカルシウムに対する大きな誤解
 肉を食べるとどうなるか
 大マスコミが伝えないこと
は特に読んでほしいところです。

つらいけれど、
第6章 動物性食品と畜産業が招く環境破壊
 報道されない畜産業の暗部  も。


食事を変えて健康を取り戻した何人もの具体的な事例。

肉食をこのまま続ければ、
多くの人々を飢餓に追いやること。
地球の自然も危ないこと。

肉食を続けることが、いかにたくさんの動物たちに
残酷な一生を強いているか。


こういうことを書いた本はこれまでにも読んできたし、
このブログでも紹介してきましたが、

莫大な資金力を持つ
畜産業化、食肉業界からの圧力が
情報をゆがめ、うそをばらまいているようです。

そして、ミーハーな私は
それらに惑わされ、体調を崩すのです。


「動物性食品を含む食事に変えると、
途端に病気になる、ということです」と言う
ジョン・A ・マクドゥーガル医学博士は
でんぷんが豊富な
プラントベース(植物を基本にした)の食事をとるよう
世間の人に促すことに生涯をささげてきました。

その彼に出版社は
「高タンパク質で低炭水化物ダイエットの本を書いてくれ。
書かないのであればもう新刊は出さないから。」
と言われたそうです。

その後アトキンスが出てきて、
肉食をメインにしたローカーボ(低炭水化物)ダイエットが大流行しました。
アトキンスは急死したようですし、
ダイエットに励みすぎた人は健康を害しているようですが。


何を食べると調子がいいかは、
体質にもよるでしょうから、
自分の体調に合うものを選ぶことが大事でしょう。

でも、動物虐待、自然破壊、飢えている人々を考えると、
それに目をつぶって
自分の健康を最優先するのは嫌だな。
ほどほどでいいかな、と私は思います。

幸い私は
この本が奨めている
プラントベースのホールフードの食事が合っているので、
この本を読んで安心できました。




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by d_rainbow | 2018-05-15 11:29 |

『生きる職場』

『生きる職場   小さなエビ工場の
         人を縛らない
         働き方』    

   武藤北斗 著  イーストプレス  1500円+税  2017年


著者が工場長をしていた
小さなエビ工場は
東日本大震災の津波で全壊し、

大阪で
1億4千万円の2重債務を抱えて
再起を図ることになりました。


震災をきっかけに、
生きることをシンプルに見つめるようになった彼は、
人を縛り、管理し、競い合わせる今の会社や社会の在り方に
疑問を持つようになります。

まずは自分の足元から、
従業員が
「とにかく働きやすい職場にする」
ことを始めます。


働きたい日の働きたい時間だけ働く。
休みも遅刻も早退も連絡不要。

やりたくない仕事はしない。
やりたい仕事をする。


そんな勝手をさせて、やっていけるのか!?
という反応が普通です。

ところが、4年が経過した今、
人件費は下がり、
効率も品質も上がり、
「この働き方がなければ、
会社を継続していくことはできませんでした」


以前は、1年くらいでやめる人が多く、
新人採用、育成が負担になっていたのが、
働きやすいから長く続くので、
新採の手間も不要、技術も向上。

苦手な仕事をしなくていいから
ストレスがなく、
好き、得意なことだけするから、品質が向上。


管理や競争がなくなることで、
人を批判的に見ることがなくなり、
感謝、協力が自然に育ってきているようです。

以前はあった新入りと古参の上下関係や
いじめもなくなったそうです。


休憩5分前に準備時間を設けるとか、
忘年会をしないとか、
丁寧に面接をして、
より良い職場にするための改善を
どんどん続けているようです。

いいだろうと、
外から持ってきたルールは失敗することが多いとか。


「笑いと笑顔が絶えない職場」とは違う
というのも、
なるほどー!です。


「単純作業でも、
意義ある仕事なら誇りが持てる」

この小さなエビ工場の
成り立ちからして、
普通と違う、と私は思います。


理念が大事だなあ、と思います。
そこからぶれないことが大事だなあと思います。


こういう試みが、広がってほしいです。

理念、理想からやっていたことの先に
出てきた必要によって作られたもの。


  

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by d_rainbow | 2018-05-01 15:37 |
『世界一幸せな子どもに親がしていること』

   リナ・マエ・アコスタ&ミッシェル・ハッチソン 著
   吉見・ホフストラ・真紀子 訳

       日経BP社   1600円+税  2018年1月22日


アメリカ西海岸で育ったリナと、
イギリスで育ったミッシェルが書いています。

2人ともオランダ人男性と結婚して、オランダで暮らし始めます。
そして、当たり前と思っていた自分の子育て法が、
オランダのやり方とずいぶん違うことに気づきます。

オランダの子どもはみんなずいぶん幸せそう。
そして、お母さんたちもゆったりして、幸せそう。

いいな、と思い始めます。


2人はお母さんたちや、お父さんたち、
子どもにかかわる、いろんな分野の専門家にインタビューします。

赤ちゃんと幼児を育てるリナが、
乳幼児期の子育てを、
思春期の子どもたちを育てているミッシェルが
大きい子どもたちの子育てについて、
主に書いています。


オランダの子どもたちは、
親に監視されずに、かなり自由に遊びまわっているようです。

かなり早くから一人で行動させることや、
早期教育をしないことへの
著者たちの驚きと戸惑いが書かれています。

私は逆に、イギリスやアメリカは、そんなにひどいのか!と驚きました。
でもひょっとして、今の育児は、日本も同じで、
私が知らないだけ?


オランダの小学校には宿題がない。
オランダの小学校は成績を付けない。
テストもほとんどない。
親も子も、テストも成績も、まったく気にしない。

競争がない。
みんな仲がいい。
助け合う。

でも、こういうことは、実は
子どもにだけそうすることはできないんですよね。


オランダでは、
平等であることが幸せにつながると考えて、
不平等をなくす施策を
積み重ねてきているようです。

人生の成功とは何か?
が、アメリカやイギリス、日本と違うようです。
というか、
成功より幸せが大事、と考える人が多いのかな。

「オランダ人は、
自分がどれだけすごいことを成し遂げたかなんて
気にしない」
とオランダ人の友人が言うそうです。

だからオランダにはママ同士の争いがなく、
子どもの才能に目を向けることに熱心な人もいない。

家族が居心地よくいられる、ということを大事にしているようです。


お母さんたちはたちオランダの子どもたちの幸せについて

「幸せというのは、何かをたくさん持っていることではなく、
自分の持っているものや自分の置かれている状態を
受け入れることなんじゃないかしら」

「会話に参加して自分の意見を発言できる場がある」

「親がパートタイムで働くから子供と過ごせる時間がたくさんある」

「外に出て、街中どこでも好きなように遊ぶことができる」

と言います。


学校、教育は、
選別、振るい落としをするのではなく、
一人ひとりの能力を高めることに
力を注ぎます。

成績が振るわない子は
ダメな子とレッテルを貼るのではなく、
援助が必要とみて、
必要な手助けを講じます。

早期教育ではなく、
他人と楽しい関係を作る力を育てる
遊びを重視します。


出産後に母親を
できるだけ健康な状態に戻すことを国益と考えているようで、
家庭の収入に関係なく、
産褥看護師「クラームゾルフ」が
出産後8から10日間(必要ならそれ以上)
産後ケアとサポートのためにすべての家庭に派遣されるそうです。

母乳の飲ませ方、沐浴指導から、
炊事、買い物、掃除、
来客があれば暖かい飲み物とクッキーをふるまってくれたり、
上の子の遊び相手までしてくれたそうです。

とても必要なことだと思うし、うらやましいけれど、
日本にはもちろん、アメリカにもイギリスにも、
こういうサービスはないそうです。


ミッシェルの子どもが中学生になる時に、
思春期の子の親への指導が
1対1でされます。

そこでは、
思春期とはどういうものか、
詳しく説明され、冊子が渡されます。

思春期は、眼球も急激に成長するので、
目の奥の痛みや、
頭痛が起きることがある、
と冊子に書いてあったそうです。

私の友人のお嬢さんは、
頭痛がひどくて、何度もCTを撮ったと聞きました。
こういう知識があれば、
不要な大量被曝や心配を
しないで済んでいたことでしょう。


必要な時に必要な情報と手助けが
親にも子にも得られるのはうらやましいです。

日本では、
必要な情報提供や援助は得られず、
うまくいかなければ親や子どもが非難されるばかり、
と、ちょっとひがんだ気持ちになりました。


「終わりに」でミッシェルは書いています。

「過保護な親は、
しばしば学校や教師やほかの人といった、
外的要因を非難するが、
自分自身の不安について取り組んだほうがいい。
劣等感を感じている親は、
子供の成績を通じて自分と重ね合わせ、
失敗を取り繕おうとする傾向がある。
しかしそれは自己満足だ。」・・チョットキビシイけど、確かに(-_-;)
(日本には、不安をあおるもの、親を追い込むものがとても多いと思います)

「国民的によく言われる
『自分らしく普通にふるまいなさい』
という言葉がその(平均ということに重きを置く価値観)意味を
巧みに表現している。
オランダ人は、ユーモアをもって自己分析しながら
物事を大局的に見ようとする。
それは
自分の地位や成功ということに焦点を当てたものでは
全くないのだ。」


素敵なモデルを見せてもらって希望が持てて、
気持ちが明るくなる、楽しい本です。








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by d_rainbow | 2018-04-12 12:00 |
『目はスプーン1本でよくなる!
   -5万人が改善! 眼科医も進める決定版』

      今野清志 著   森岡清史 監修  牧野出版  1300円+税  2014年


30年ほど、都内で治療院を開業してきた著者は、
独自に開発した手法「視力向上タッピング」で
たくさんの人の症状を改善を導いてきたそうです。

その手法をベースにして、
視力回復効果をレベルアップさせたのが
「今野式スプーン療法」です。

中医学の療法=熱鍼療法を、だれにも再現できるようにした療法だそうです。

「鍼」「灸」「指圧」の要素が備わっており、
自律神経や体内の血液、酸素の状態を正常化させ、
目の健康状態を改善させます。


まず、コップにお湯を入れ、
カレースプーン(小さい子供ならティースプーン)1本用意します。

スプーンをお湯で温め、
ティッシュペーパーで水をぬぐい、
4つの方法で目の周りを刺激します。

1番はタッピング(たたく)
2番はシェイク(ゆする)
3番はストローク(さする)
4番はプッシュ(押す)

1~3はスプーンの底のカーブを使い、
4つ目だけスプーンの柄の先を使います。


4つをコピーし、
早速試してみました。
なかなか気持ちよく、
これは効果があるだろうなと思いました。

はじめは面倒に感じましたが、
実際にやってみるとそれほどでもなく、
じき覚えるので、割合簡単、手軽にできます。

朝、昼、晩と、入浴中(浴槽のお湯で温める)の4回がおすすめだそうです。

朝なんか無理!と思いましたが、簡単なので、無理でもないです。

実際の効果は、
視力を測ってないので、数値的なことは言えませんが、
目が楽になって、見やすい、よく見える、
という感触は確かにあります。

簡単で、お金もかからず、気持ちもよく、
害はないだろうから、
やってみない手はない!です。

本が大好き、目に不安を感じていた私には
とてもありがたい療法です。


顔が小さすぎる私にはありがたいことではないですが、
はやりの「小顔効果」もあるようです。


「目のタオルトレーニング」というのも紹介されています。
お風呂で、温めたタオルを目の上にのせて、
目をつむったまま眼球を上下左右に向けるものです。
これも気持ちいいです。



同じ著者で
『耳は1分でよくなる』という本も出ています。
これも自分でできるので、採り入れています。
耳に関するいろんな有益な情報も紹介されています。



緑内障、白内障、飛蚊症、加齢黄斑変性症を、
たくさん歩くことで治療効果を上げている人がいます。
目も身体の一部だから、全身の状態がよくなることで
よくなるという視点からです。

効果は目以外にも出るし、とてもいい治療法ですが、
それができない人には、
スプーン療法はありがたいと思います。





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by d_rainbow | 2018-01-05 15:25 |
『カルト村で生まれました』
『さよなら、カルト村』

      高田かや 著    文言春秋社   1000円+税


図書館で、
探していた『うつヌケ』が貸し出し中で、
隣にあったこの本が目にとまり、
借りてきました。

30年位前からしばらく
卵や牛乳を購入していたあの村のことかな…
と思いながら。

『カルト村で生まれました』は初等部時代、
『さよなら、カルト村』は
中等部、高等部から、村を出で
ふさおさんと出会って結婚することになるまでが
書かれています。


著者のかやさんが、
とてもユニークで魅力的で、
見やすく、わかりやすいマンガで、
楽しく読めました。

味わいを深くしているのが、
まるでかやさんのお父さんのような、保護者のような
包容力があって、のんびりおっとりしていて、
そのくせ意外と鋭い
かやさんのおつれあいの
ふさおさんです。

ふさおさんがとても驚いていることを
かやさんがごく普通のこととして
意に介さずに流しているところも
逆に寒ーい感じがして、
こっけいです。というか・・・


ありのままがたんたんと書かれている感じで、
批判が前面に出ていないことも
読みやすさの要因の一つだと思いました。


生産物を購入していたころ、
「子供楽園村」というのに誘われたり、
村の見学に行ったりして、
村のことを聞く機会もありましたが、
理想的な、素晴らしいことばかりでした。

まあ、それが普通なのかもしれないけれど(*_*;
外部の人たちに見せる顔と、
実態とはだいぶかけ離れていたようです。

特に、立場の弱い小さい子ほど、しわ寄せが大きいような気がしました。


数年前にこれを読んでいたら、
また微妙に違った見方をしたかもしれませんが、
「人類家畜化計画」などに関連したあれこれを
読み漁った今これを読むと、

まさに「人類家畜化計画」の一環として読めてしまって、
空恐ろしいものを感じました。

「お金のいらない幸せな村」を作ろうと、
覚醒したみよぞうさんが夢を注ぎ込んだ村が、
知らぬ間に
何とかいう霊的覚醒を目指す団体がそうだったように
上層部が乗っ取られたのかも…

などと妄想を膨らませてしまいました。


「特別講習研鑽会」とか
子どもたちの教育の中に、
もろ センノウ((+_+)) のテクニックが使われているように思いました。


かやさんが村を出る直前には、いろいろ問題が表面化して、
批判も高まり、
村はだいぶ縮小され、
休日ができたり、
ある程度の改善はされたようですが、

もし、上層部が乗っ取られているのなら、
基本は変わらないだろうなあ、
などと妄想を続けている私です。



神ではなく!エゴが作った世界、
素晴らしい理念で素晴らしい組織が作られても、それはやがて、
必ず腐敗、衰退する…

これも赦しの材料の一つとして
本当の理想の世界を見出すために活用させていただきましょう。







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by d_rainbow | 2017-11-10 11:21 |
『緑内障・黄斑変性症・糖尿病網膜症を自分で治す方法』

        山口康三 著   現代書林   1400円+税


『白内障・緑内障が少食でよくなる』という本が
図書館で貸し出し中で、
たまたま目に留まったこの本を借りて帰ってみたら、
同じ著者でした。

西洋医学では、どの病気も
全身を見ずに、
特定の臓器に焦点を当てるのが普通のようです。

この著者は、東洋医学に精通していて、
眼だけでなく、全身を見て、
全身の状態をよくすることで、
目の病気も、
その多くが顕著に治療効果が上がることを実感し、
治療に役立てています。

読んで楽しい症例が色々載っています。


この3つの目の病気は
生活習慣病だ、ということで、
歩くことと、食事を変えることを、特に勧めています。

歩くのは、1日に1万3千歩以上。
ゆっくり、何回かに分けて歩きます。
歩くことで、血液の循環が良くなります。

食事は、
量を減らす。
精白しない穀物を摂る。
肉、魚を少なく、野菜を多く。


私がこの本を読んで、
へー、知らなかった!覚えておきたい!!
と思ったことが3つありました。

白内障は、手術をすれば良くなると、
安易に考えられているような気がしますが、
水晶体を切除するので、
網膜が老化しやすくなるので、
黄斑変性症を発症する確率が高まる。

糖質制限食がもてはやされていますが、
相対的に食事中の脂肪やたんぱく質の摂取割合が高くなり、
寿命の短縮、心臓病・痛風・腎臓病・アレルギー・がんの増加などが
起こりやすくなることが指摘されている。

黄斑変性症や白内障を防ぐには、
光過敏症にならないように気を付ける必要がありますが、
現代医学の大半の薬が
光過敏症を引き起こすと言っても過言ではない。

そしてもう一つ、
コーヒーは、
目のためには、飲まないほうがいいのだそうです。

もう一つおまけ
目は心の窓といいますが、
身体の窓でもあるようです。
目が健康になると、
脳も健康になるそうです。
眼底検査で動脈硬化や高血圧がわかり、
視野の異常パターンから、脳の出血部位もわかるそうです。



著者はこういう生活指導をすることで、
びっくりするような治療効果を上げているのですが、
いまだに
眼科医の大半は
歩いたり食事を変えることで目の病気が治るはずがない
という意識だそうです。

自分の健康を守るには、
医者任せにせず、
自分で有益な情報を集めて、
実践する必要を痛感します。


こうして眺めてみると、
身体にいい治療法はお金がかからず、
身体に悪い治療法はお金がかかる。
と見ることもできそうです(*^▽^*)



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by d_rainbow | 2017-10-27 11:48 |