心とからだのセラピースペース


by まりりん

カテゴリ:本( 75 )

『『フォークス・オーバー・ナイブズ』に学ぶ
    超医食革命
      Forkus Over Knives
      正しい食事は手術に勝る』

       ジーン・ストーン 編
         大島 豊  訳
      松田麻美子 監修・特別寄稿  
            グスコー出版 1300円+税 2014年


このところ
「肉を食べなさい」
「動物性たんぱくを食べないと栄養不足になりますよ」
といった情報をよく目にするようになりました。

「炭水化物は控えなさい」
「小麦粉が脳を焼く」
とも言われ、

ミーハーな私は
ハンバーグを食べてみてはおなかの調子を崩し、
小麦粉をやめたら、おやつは何を食べたらいいのだろう・・・
と途方にくれたりしていました。


図書館で何となく手に取ったこの本、
ナチュラルハイジーンの松田さん監修と気が付いて、
借りてみました。


アメリカでのナチュラルハイジーンの普及と、
それに伴い起こっている変化。

それを映画にした
「フォークス・オーバー・ナイブズ」の
解説書です。

がん死がどんどん増えている日本と違い、
がんで死ぬ人がどんどん減っている。
心臓病も、
ロッキングチェアに揺られて死を待ちなさいと言われた人が
健康を取り戻す。


このところの
「動物性たんぱくが必要だ、
炭水化物は身心によくない」攻勢への回答が、
一つ一つ具体的に、
納得できるように、しっかりと書かれています。

いくつも紹介したいところですが、
ご自分でぜひ読んでみてほしいです。

第11章 肉食と牛乳の真実
 良質のたんぱく質とカルシウムに対する大きな誤解
 肉を食べるとどうなるか
 大マスコミが伝えないこと
は特に読んでほしいところです。

つらいけれど、
第6章 動物性食品と畜産業が招く環境破壊
 報道されない畜産業の暗部  も。


食事を変えて健康を取り戻した何人もの具体的な事例。

肉食をこのまま続ければ、
多くの人々を飢餓に追いやること。
地球の自然も危ないこと。

肉食を続けることが、いかにたくさんの動物たちに
残酷な一生を強いているか。


こういうことを書いた本はこれまでにも読んできたし、
このブログでも紹介してきましたが、

莫大な資金力を持つ
畜産業化、食肉業界からの圧力が
情報をゆがめ、うそをばらまいているようです。

そして、ミーハーな私は
それらに惑わされ、体調を崩すのです。


「動物性食品を含む食事に変えると、
途端に病気になる、ということです」と言う
ジョン・A ・マクドゥーガル医学博士は
でんぷんが豊富な
プラントベース(植物を基本にした)の食事をとるよう
世間の人に促すことに生涯をささげてきました。

その彼に出版社は
「高タンパク質で低炭水化物ダイエットの本を書いてくれ。
書かないのであればもう新刊は出さないから。」
と言われたそうです。

その後アトキンスが出てきて、
肉食をメインにしたローカーボ(低炭水化物)ダイエットが大流行しました。
アトキンスは急死したようですし、
ダイエットに励みすぎた人は健康を害しているようですが。


何を食べると調子がいいかは、
体質にもよるでしょうから、
自分の体調に合うものを選ぶことが大事でしょう。

でも、動物虐待、自然破壊、飢えている人々を考えると、
それに目をつぶって
自分の健康を最優先するのは嫌だな。
ほどほどでいいかな、と私は思います。

幸い私は
この本が奨めている
プラントベースのホールフードの食事が合っているので、
この本を読んで安心できました。




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by d_rainbow | 2018-05-15 11:29 |

『生きる職場』

『生きる職場   小さなエビ工場の
         人を縛らない
         働き方』    

   武藤北斗 著  イーストプレス  1500円+税  2017年


著者が工場長をしていた
小さなエビ工場は
東日本大震災の津波で全壊し、

大阪で
1億4千万円の2重債務を抱えて
再起を図ることになりました。


震災をきっかけに、
生きることをシンプルに見つめるようになった彼は、
人を縛り、管理し、競い合わせる今の会社や社会の在り方に
疑問を持つようになります。

まずは自分の足元から、
従業員が
「とにかく働きやすい職場にする」
ことを始めます。


働きたい日の働きたい時間だけ働く。
休みも遅刻も早退も連絡不要。

やりたくない仕事はしない。
やりたい仕事をする。


そんな勝手をさせて、やっていけるのか!?
という反応が普通です。

ところが、4年が経過した今、
人件費は下がり、
効率も品質も上がり、
「この働き方がなければ、
会社を継続していくことはできませんでした」


以前は、1年くらいでやめる人が多く、
新人採用、育成が負担になっていたのが、
働きやすいから長く続くので、
新採の手間も不要、技術も向上。

苦手な仕事をしなくていいから
ストレスがなく、
好き、得意なことだけするから、品質が向上。


管理や競争がなくなることで、
人を批判的に見ることがなくなり、
感謝、協力が自然に育ってきているようです。

以前はあった新入りと古参の上下関係や
いじめもなくなったそうです。


休憩5分前に準備時間を設けるとか、
忘年会をしないとか、
丁寧に面接をして、
より良い職場にするための改善を
どんどん続けているようです。

いいだろうと、
外から持ってきたルールは失敗することが多いとか。


「笑いと笑顔が絶えない職場」とは違う
というのも、
なるほどー!です。


「単純作業でも、
意義ある仕事なら誇りが持てる」

この小さなエビ工場の
成り立ちからして、
普通と違う、と私は思います。


理念が大事だなあ、と思います。
そこからぶれないことが大事だなあと思います。


こういう試みが、広がってほしいです。

理念、理想からやっていたことの先に
出てきた必要によって作られたもの。


  

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by d_rainbow | 2018-05-01 15:37 |
『世界一幸せな子どもに親がしていること』

   リナ・マエ・アコスタ&ミッシェル・ハッチソン 著
   吉見・ホフストラ・真紀子 訳

       日経BP社   1600円+税  2018年1月22日


アメリカ西海岸で育ったリナと、
イギリスで育ったミッシェルが書いています。

2人ともオランダ人男性と結婚して、オランダで暮らし始めます。
そして、当たり前と思っていた自分の子育て法が、
オランダのやり方とずいぶん違うことに気づきます。

オランダの子どもはみんなずいぶん幸せそう。
そして、お母さんたちもゆったりして、幸せそう。

いいな、と思い始めます。


2人はお母さんたちや、お父さんたち、
子どもにかかわる、いろんな分野の専門家にインタビューします。

赤ちゃんと幼児を育てるリナが、
乳幼児期の子育てを、
思春期の子どもたちを育てているミッシェルが
大きい子どもたちの子育てについて、
主に書いています。


オランダの子どもたちは、
親に監視されずに、かなり自由に遊びまわっているようです。

かなり早くから一人で行動させることや、
早期教育をしないことへの
著者たちの驚きと戸惑いが書かれています。

私は逆に、イギリスやアメリカは、そんなにひどいのか!と驚きました。
でもひょっとして、今の育児は、日本も同じで、
私が知らないだけ?


オランダの小学校には宿題がない。
オランダの小学校は成績を付けない。
テストもほとんどない。
親も子も、テストも成績も、まったく気にしない。

競争がない。
みんな仲がいい。
助け合う。

でも、こういうことは、実は
子どもにだけそうすることはできないんですよね。


オランダでは、
平等であることが幸せにつながると考えて、
不平等をなくす施策を
積み重ねてきているようです。

人生の成功とは何か?
が、アメリカやイギリス、日本と違うようです。
というか、
成功より幸せが大事、と考える人が多いのかな。

「オランダ人は、
自分がどれだけすごいことを成し遂げたかなんて
気にしない」
とオランダ人の友人が言うそうです。

だからオランダにはママ同士の争いがなく、
子どもの才能に目を向けることに熱心な人もいない。

家族が居心地よくいられる、ということを大事にしているようです。


お母さんたちはたちオランダの子どもたちの幸せについて

「幸せというのは、何かをたくさん持っていることではなく、
自分の持っているものや自分の置かれている状態を
受け入れることなんじゃないかしら」

「会話に参加して自分の意見を発言できる場がある」

「親がパートタイムで働くから子供と過ごせる時間がたくさんある」

「外に出て、街中どこでも好きなように遊ぶことができる」

と言います。


学校、教育は、
選別、振るい落としをするのではなく、
一人ひとりの能力を高めることに
力を注ぎます。

成績が振るわない子は
ダメな子とレッテルを貼るのではなく、
援助が必要とみて、
必要な手助けを講じます。

早期教育ではなく、
他人と楽しい関係を作る力を育てる
遊びを重視します。


出産後に母親を
できるだけ健康な状態に戻すことを国益と考えているようで、
家庭の収入に関係なく、
産褥看護師「クラームゾルフ」が
出産後8から10日間(必要ならそれ以上)
産後ケアとサポートのためにすべての家庭に派遣されるそうです。

母乳の飲ませ方、沐浴指導から、
炊事、買い物、掃除、
来客があれば暖かい飲み物とクッキーをふるまってくれたり、
上の子の遊び相手までしてくれたそうです。

とても必要なことだと思うし、うらやましいけれど、
日本にはもちろん、アメリカにもイギリスにも、
こういうサービスはないそうです。


ミッシェルの子どもが中学生になる時に、
思春期の子の親への指導が
1対1でされます。

そこでは、
思春期とはどういうものか、
詳しく説明され、冊子が渡されます。

思春期は、眼球も急激に成長するので、
目の奥の痛みや、
頭痛が起きることがある、
と冊子に書いてあったそうです。

私の友人のお嬢さんは、
頭痛がひどくて、何度もCTを撮ったと聞きました。
こういう知識があれば、
不要な大量被曝や心配を
しないで済んでいたことでしょう。


必要な時に必要な情報と手助けが
親にも子にも得られるのはうらやましいです。

日本では、
必要な情報提供や援助は得られず、
うまくいかなければ親や子どもが非難されるばかり、
と、ちょっとひがんだ気持ちになりました。


「終わりに」でミッシェルは書いています。

「過保護な親は、
しばしば学校や教師やほかの人といった、
外的要因を非難するが、
自分自身の不安について取り組んだほうがいい。
劣等感を感じている親は、
子供の成績を通じて自分と重ね合わせ、
失敗を取り繕おうとする傾向がある。
しかしそれは自己満足だ。」・・チョットキビシイけど、確かに(-_-;)
(日本には、不安をあおるもの、親を追い込むものがとても多いと思います)

「国民的によく言われる
『自分らしく普通にふるまいなさい』
という言葉がその(平均ということに重きを置く価値観)意味を
巧みに表現している。
オランダ人は、ユーモアをもって自己分析しながら
物事を大局的に見ようとする。
それは
自分の地位や成功ということに焦点を当てたものでは
全くないのだ。」


素敵なモデルを見せてもらって希望が持てて、
気持ちが明るくなる、楽しい本です。








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by d_rainbow | 2018-04-12 12:00 |
『目はスプーン1本でよくなる!
   -5万人が改善! 眼科医も進める決定版』

      今野清志 著   森岡清史 監修  牧野出版  1300円+税  2014年


30年ほど、都内で治療院を開業してきた著者は、
独自に開発した手法「視力向上タッピング」で
たくさんの人の症状を改善を導いてきたそうです。

その手法をベースにして、
視力回復効果をレベルアップさせたのが
「今野式スプーン療法」です。

中医学の療法=熱鍼療法を、だれにも再現できるようにした療法だそうです。

「鍼」「灸」「指圧」の要素が備わっており、
自律神経や体内の血液、酸素の状態を正常化させ、
目の健康状態を改善させます。


まず、コップにお湯を入れ、
カレースプーン(小さい子供ならティースプーン)1本用意します。

スプーンをお湯で温め、
ティッシュペーパーで水をぬぐい、
4つの方法で目の周りを刺激します。

1番はタッピング(たたく)
2番はシェイク(ゆする)
3番はストローク(さする)
4番はプッシュ(押す)

1~3はスプーンの底のカーブを使い、
4つ目だけスプーンの柄の先を使います。


4つをコピーし、
早速試してみました。
なかなか気持ちよく、
これは効果があるだろうなと思いました。

はじめは面倒に感じましたが、
実際にやってみるとそれほどでもなく、
じき覚えるので、割合簡単、手軽にできます。

朝、昼、晩と、入浴中(浴槽のお湯で温める)の4回がおすすめだそうです。

朝なんか無理!と思いましたが、簡単なので、無理でもないです。

実際の効果は、
視力を測ってないので、数値的なことは言えませんが、
目が楽になって、見やすい、よく見える、
という感触は確かにあります。

簡単で、お金もかからず、気持ちもよく、
害はないだろうから、
やってみない手はない!です。

本が大好き、目に不安を感じていた私には
とてもありがたい療法です。


顔が小さすぎる私にはありがたいことではないですが、
はやりの「小顔効果」もあるようです。


「目のタオルトレーニング」というのも紹介されています。
お風呂で、温めたタオルを目の上にのせて、
目をつむったまま眼球を上下左右に向けるものです。
これも気持ちいいです。



同じ著者で
『耳は1分でよくなる』という本も出ています。
これも自分でできるので、採り入れています。
耳に関するいろんな有益な情報も紹介されています。



緑内障、白内障、飛蚊症、加齢黄斑変性症を、
たくさん歩くことで治療効果を上げている人がいます。
目も身体の一部だから、全身の状態がよくなることで
よくなるという視点からです。

効果は目以外にも出るし、とてもいい治療法ですが、
それができない人には、
スプーン療法はありがたいと思います。





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by d_rainbow | 2018-01-05 15:25 |
『カルト村で生まれました』
『さよなら、カルト村』

      高田かや 著    文言春秋社   1000円+税


図書館で、
探していた『うつヌケ』が貸し出し中で、
隣にあったこの本が目にとまり、
借りてきました。

30年位前からしばらく
卵や牛乳を購入していたあの村のことかな…
と思いながら。

『カルト村で生まれました』は初等部時代、
『さよなら、カルト村』は
中等部、高等部から、村を出で
ふさおさんと出会って結婚することになるまでが
書かれています。


著者のかやさんが、
とてもユニークで魅力的で、
見やすく、わかりやすいマンガで、
楽しく読めました。

味わいを深くしているのが、
まるでかやさんのお父さんのような、保護者のような
包容力があって、のんびりおっとりしていて、
そのくせ意外と鋭い
かやさんのおつれあいの
ふさおさんです。

ふさおさんがとても驚いていることを
かやさんがごく普通のこととして
意に介さずに流しているところも
逆に寒ーい感じがして、
こっけいです。というか・・・


ありのままがたんたんと書かれている感じで、
批判が前面に出ていないことも
読みやすさの要因の一つだと思いました。


生産物を購入していたころ、
「子供楽園村」というのに誘われたり、
村の見学に行ったりして、
村のことを聞く機会もありましたが、
理想的な、素晴らしいことばかりでした。

まあ、それが普通なのかもしれないけれど(*_*;
外部の人たちに見せる顔と、
実態とはだいぶかけ離れていたようです。

特に、立場の弱い小さい子ほど、しわ寄せが大きいような気がしました。


数年前にこれを読んでいたら、
また微妙に違った見方をしたかもしれませんが、
「人類家畜化計画」などに関連したあれこれを
読み漁った今これを読むと、

まさに「人類家畜化計画」の一環として読めてしまって、
空恐ろしいものを感じました。

「お金のいらない幸せな村」を作ろうと、
覚醒したみよぞうさんが夢を注ぎ込んだ村が、
知らぬ間に
何とかいう霊的覚醒を目指す団体がそうだったように
上層部が乗っ取られたのかも…

などと妄想を膨らませてしまいました。


「特別講習研鑽会」とか
子どもたちの教育の中に、
もろ センノウ((+_+)) のテクニックが使われているように思いました。


かやさんが村を出る直前には、いろいろ問題が表面化して、
批判も高まり、
村はだいぶ縮小され、
休日ができたり、
ある程度の改善はされたようですが、

もし、上層部が乗っ取られているのなら、
基本は変わらないだろうなあ、
などと妄想を続けている私です。



神ではなく!エゴが作った世界、
素晴らしい理念で素晴らしい組織が作られても、それはやがて、
必ず腐敗、衰退する…

これも赦しの材料の一つとして
本当の理想の世界を見出すために活用させていただきましょう。







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by d_rainbow | 2017-11-10 11:21 |
『緑内障・黄斑変性症・糖尿病網膜症を自分で治す方法』

        山口康三 著   現代書林   1400円+税


『白内障・緑内障が少食でよくなる』という本が
図書館で貸し出し中で、
たまたま目に留まったこの本を借りて帰ってみたら、
同じ著者でした。

西洋医学では、どの病気も
全身を見ずに、
特定の臓器に焦点を当てるのが普通のようです。

この著者は、東洋医学に精通していて、
眼だけでなく、全身を見て、
全身の状態をよくすることで、
目の病気も、
その多くが顕著に治療効果が上がることを実感し、
治療に役立てています。

読んで楽しい症例が色々載っています。


この3つの目の病気は
生活習慣病だ、ということで、
歩くことと、食事を変えることを、特に勧めています。

歩くのは、1日に1万3千歩以上。
ゆっくり、何回かに分けて歩きます。
歩くことで、血液の循環が良くなります。

食事は、
量を減らす。
精白しない穀物を摂る。
肉、魚を少なく、野菜を多く。


私がこの本を読んで、
へー、知らなかった!覚えておきたい!!
と思ったことが3つありました。

白内障は、手術をすれば良くなると、
安易に考えられているような気がしますが、
水晶体を切除するので、
網膜が老化しやすくなるので、
黄斑変性症を発症する確率が高まる。

糖質制限食がもてはやされていますが、
相対的に食事中の脂肪やたんぱく質の摂取割合が高くなり、
寿命の短縮、心臓病・痛風・腎臓病・アレルギー・がんの増加などが
起こりやすくなることが指摘されている。

黄斑変性症や白内障を防ぐには、
光過敏症にならないように気を付ける必要がありますが、
現代医学の大半の薬が
光過敏症を引き起こすと言っても過言ではない。

そしてもう一つ、
コーヒーは、
目のためには、飲まないほうがいいのだそうです。

もう一つおまけ
目は心の窓といいますが、
身体の窓でもあるようです。
目が健康になると、
脳も健康になるそうです。
眼底検査で動脈硬化や高血圧がわかり、
視野の異常パターンから、脳の出血部位もわかるそうです。



著者はこういう生活指導をすることで、
びっくりするような治療効果を上げているのですが、
いまだに
眼科医の大半は
歩いたり食事を変えることで目の病気が治るはずがない
という意識だそうです。

自分の健康を守るには、
医者任せにせず、
自分で有益な情報を集めて、
実践する必要を痛感します。


こうして眺めてみると、
身体にいい治療法はお金がかからず、
身体に悪い治療法はお金がかかる。
と見ることもできそうです(*^▽^*)



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by d_rainbow | 2017-10-27 11:48 |
先日ご紹介した本
その186ページに、とっても素敵なことが書かれていました。

クリスティーンは
その時のことを思い出すたびに
胸が熱くなり、涙が出てくるそうです。

私はここを読むと、
とっても幸せな気持ちになり、
涙が溢れます。
他人のことだのに。


認知症と共に生きる人の
介護にあたっている人へのお願いとして、
クリスティーンが強く訴えているのは
認知症のをかかえた人を
魂の抜け殻のように扱わないで!!

ということです。

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by d_rainbow | 2017-09-15 10:31 |
『私の記憶が確かなうちに』 
  「私は誰?」「私は私」から続く旅

    クリスティーン・ブライデン 著
    中川経子 著          クリエイツかもがわ  2000円+税


友人が
認知症の患者本人が書いた本
『私は誰になっていくの?-アルツハイマー病者から見た世界』
を教えてくれました。
認知症を持つ人の気持ちがよく理解できたと。

図書館に行くと、
同じ著者の4冊目の本を見つけ、
これを先に読むことにしました。

1冊目が出たのが1998年。(邦訳は2003年)
2冊目の『私は私になっていく―認知症とダンスを』が
2004年に日本で先行出版。
そして、この本が出たのが2017年です。


オーストラリアで、
大統領に科学分野の情報提供、アドバイスをするという
非常の高度な能力を駆使する役職を
有能に精力的にこなしていましたが、
それが少しづつ、ままならなくなり、
1995年に46歳でアルツハイマー病の診断を受けます。

最初に診断した医者は
「はい、間違いなく、アルツハイマー病です。」
「これらのスキャンには脳の損傷がはっきり映っています。
すぐに仕事を辞めなければなりませんね。
要職にとどまることはできません。」
「若年性アルツハイマー病の進行は、一般的に非常に速いものです。」
「普通、診断がなされた後は、
生活の基本的なことに対する介助が必要になるまでには5年くらいですが、
最後を迎えるまでには、
さらに2年か3年とかを高齢者介護施設で過ごすことになります」
と告げます。


「周りの世界は以前と変わりなく見えましたが、
たった今、
天地がひっくり返るほどの地震が起きたばかりのように感じていました。
私の過去と現在の間に巨大な地震のような変動があったのです。
未来は、私のあらゆる感情を吸い込んでしまう、
いったん入ったら脱出できないブラックホールでした。」


発症から20年余りにわたって、なぜ彼女は
かなり知的な仕事を継続できているのか、
(これはかなり異例の、驚異的なことです)
そのヒントが得られるかもということで、
著者の生い立ち、成長過程、家庭生活、職業生活が
紹介されています。

華々しい職業生活の背後には、
とても厳しい私生活があり、
そこを読み進めるのは結構きつかったのですが、
そのあとには、素晴らしい喜びが展開されます。


退職し、いったんは引きこもり、
落ち込みますが、
やがて、第2の仕事、役割、生きがいを見出し、
活躍し始めます。
大変な苦労と頑張りと共に。


「私はこれらすべての偏見を、
行く手を阻む邪魔な木や枝のように切り落とし、なぎ倒しては、
押し進んでいるのです。
認知症のない人たちに、
認知症とともに生きている人たちは、
社会に貢献ができるということに、
私たちは、今でも社会との絆を必要としていることに
気づかせることを目指しているのです」


著者は日本にもたびたび訪れ、
認知症当事者、医療・福祉関係者と交流を重ねているそうです。











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by d_rainbow | 2017-09-13 16:20 |
『菜食への疑問に答える13章
   -生き方が変わる、生き方を変える』

       シェリー・F・コーブ 著
       井上太一 訳         新評論  2500円+税


図書館の新刊のところで夫が見つけました。
最初の方にある
「菜食人になる共通の理由は3つに分かれる。
・健康
・環境
・動物」
を見せられて、借りました。

まだ1/3も読んでないのですが…
とても興味深いです。


私はかなりいい加減なビーガンです。
この本では「菜食人」と訳されています。

ちなみにベジタリアンは「菜食主義者」

菜食人は卵も牛乳・乳製品も食べない人。
菜食主義者はそれは食べるけど、肉・魚は食べない人。

私は、ビーガンはだしも含めて
一切の動物性のものを摂らない人だと思っていましたが、
この本での定義は
重要な必要性があって、
上記のようになっています。


私は自分の趣味で、ひっそりと
いい加減なビーガンをやりたいと思っているのですが、
そういう私のような存在を脅威に感じる人がいるように感じていました。

そして、あれこれ質問されるのを煩わしく感じていました。

便利な本ができました。
これからは質問されたら、
この本を教えてあげようと思います。


なぜ、私のような存在を脅威のように感じる人がいるのか、
なぜあれこれ質問するのか、
そのわけも、わかりました。


少数者でいるということは、居心地のいいものではないです。
奇異の目で見られたり、
非難されたり…
自分が非難されていると思い込んで攻撃的になられたり…

そのわけもわかりました。


最近のブログに書いているように、
今、卵醤を試しています。

面白いものがあるとつい試したくなって…

でも、平飼いで良い卵を生産しているようでも、
その背後には隠れた殺戮が、避けようもなく存在する・・・

「命を奪いたくないから有精卵でなく、無精卵を食べる」と言う人もいますが…


「動物はだめでも、植物はいいの?」と言う人も多いです。
著者はこれにきちんと丁寧に答えていますが、

私は著者の説に同感しません。

ごめんなさい、せめて植物だけでも食べないと、まだ生きていけないから…
やがては不食を目指します。
それまで、最低限の植物をいただきます。


この世界は、神に背いたと思い違いした
強烈な罪悪感をごまかすためにできた世界だから、
こういうふうに、必ず、
「すべてよし!」と言えるものはあり得ないんですよね。

だから、自分は完ぺきに正しいということはあり得ないし、
どこにも矛盾がない、ということは不可能な世界…

その中で、お互い傷つけあわない、
なるべくみんなが居心地がいい
というところを探っていきたいと思います。






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by d_rainbow | 2017-05-31 15:01 |

『無病法 極小食の威力』

   ルイジ・コルナロ 著

   中倉玄喜 編訳・解説    PHP  1000+

102歳を生きた偉大なルネサンス人

 ルイジ・コルナロの食生活と教訓

著者は1516世紀ベネツィアの名門貴族

飽食三昧で30代で成人病になり

40代で生死の間をさまよい、

医者から極小食にする以外生き延びるすべはないと宣告されます。

助かりたい一心から、医者の指示に従い、

極小食に。

数日もしないうちに回復の兆しが見えます。

しばらくすると病が本当に癒えてしまい、

1年後にはさらに完全な健康体になり、

性格的にも別人のような穏やかな人になりました。

この本には、83歳から95歳までの4回の魅力的な講話と、

訳者の解説(これがまたとてもいい!)が載っています。

著者が最初に試みたのは

「口に合うものは体にもいい、

体に合うものは口にも合う」というのは本当か、

ということでした。

結論は、これは間違い!

経験を大事にし、自分に合うものを合う量だけ摂ること!

「穀菜食」は肉食より活力を生む!

動物性蛋白より野菜に含まれる粗蛋白の方が質的にも効率的にもいい。

肉と砂糖がいかに老化、活力低下、がんの増殖に貢献するか!

これらのことが科学的に、詳しく説明されています。

いちいち紹介したいほどですが…

著者は70歳の時に馬車に引きずられて大けがをします。

医者は4・5日しかもたないだろうと見たそうですが、

治療を断って、自力で短期間で回復してしまいます。

栄養が足りないのでは、という周りの心配に応えて

食事の量を12割、増やしてみたことがありました。

するとすぐに体調が悪くなり、

あわてて極小食に戻したそうです。

95才になっても活力にあふれて

頭脳明晰、五感も完全。

一点の曇りもない心の平和。

講演、執筆、港や河川の改修、荒れ地を農地に変えるなど、

社会貢献を喜びとしています。

そして
「神様が想像を通してお見せくださっている天国の状態を楽しんでいる。

この予見がその通りになることに少しの疑念もない。」 

「この世の生を終えることに、少しの不安もない、

むしろ私の心は、

素晴らしい天国での生活が待っているという期待感に満たされている。」

最後は、102歳で昼寝からそのまま天に召されたそうです。


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by d_rainbow | 2017-03-27 10:06 |