心とからだのセラピースペース


by まりりん

特別寄稿 「私のがん体験」 3

がんから生還した
大勢の「治ったさん」がボランティアで活躍している
元気な患者会「いずみの会」で体験発表された
60代の女性Oさんの体験記を連載しています。
今日はその3回目です。



検診は手術後
1年間は、毎月1回、2年目は隔月、

その後3ヶ月毎となり、

昨年からは半年毎に病院へ行って血液検査をしてきました。

 腫瘍マーカーも上がったりすることもなく、

ただ、少々貧血の状態が続いておりましたので、

医者から「食べ物が偏っているのではないか、

食べ物に気をつけるように」

と言われましたが、

私は笑って「はい」と答えておりました。


 CT検査についてですが、

被爆量が多いということでしたくなかったのですが、

手術前に1回と、手術後に1回受けました。

その後も、時々CT検査をしましょうと言われましたが、

断っておりました。

それでもまだ言われますので、

ある日医者に
「先生、私はいずみの会という会に入っておりまして、

もしがんが他に転移していても抗がん剤をする気は有りません」

と言いましたところ、

医者はいずみの会がどういう会か聞くことも無く

「ああそれでは仕方ありませんね」と言われ、

それ以後はCT検査をと言われなくなりました。


ところが、手術から4年位経った頃、

また「これまでCT検査をしてこなかったので、

最後に一度やって下さい」と言われました。

私は、その時は「考えておきます」と言って、

次回の受診日に

「現在、元気で調子の悪いところも無いので、

できたらこのままCT検査をしないで終了とさせていただきたい」

と言いましたところ、

医者はすんなり「わかりましたと」言われ、

そのかわり自治体の行っている健康診断は受けるようにと言われました。


CT検査をこんなに頑なに拒まなくても

最後に一度受けても良いかなと思いましたが、

検査の時の嫌な気持ちを思い浮かべると、

どうしても行う気になれませんでした。



 先月の末、最後の検診に病院に行ってきました。

細胞検査の結果と血液検査の結果は異常無しで、

無事終了となり、

医者にお礼を言って帰ってきましたが、

その時私が

「何度も先生の言われることを聞かないで申し訳ありませんでした」

と言ったところ、

医者は

「結果的に治ったから良かったけれど、

抗がん剤はやったほうが良かったです」と言っておられました。

この医者は、

私が3度も言うことを聞かなかったにもかかわらず、

腹を立てることもなく、

変わらない態度で対応して下さったことは、幸いで、

有り難いことでした。



 いずみの会に入会したのは、退院した月の末で、
その年の
4月に中山会長が亡くなられたとお聞きし、
お会い出来なかったことがとても残念でたまりませんでした。

                                 続く



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            ℡ 079-423-3780


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by d_rainbow | 2016-12-05 10:46 | 療法