『山川さん、黒斎さん、いまさらながらスピリチュアルって何ですか?』
2016年 07月 06日
『山川さん、黒斎さん、いまさらながらスピリチュアルって何ですか?』
山川紘矢 山川亜希子 雲 黒斎 著
日本文芸社 1300円プラス税
お客様が、貸してくださいました。
山川ご夫妻は、一時期このお二人の訳された本を
手あたり次第読みました。
そして、書かれた本も。
そのあと、ときどき戻りながらも、
大内博さんに移ったような・・・
雲黒斎さんは、一時期夢中になりました。
センスと切れの良さを気に入っていました。
このところすっかりご無沙汰していて、
この本が出た時も
もういいかなあ、って感じでした。
久しぶりで、懐かしく、
楽しく読めました。
とはいえ、
このところ
『奇跡のコース』関連一本やりで、
「この世界はエゴが作ったもの!
神はこの世界を知らない!
エゴを取り消して実在に戻る!」
とばかり
ゲイリーの本などに夢中になっていたので、
ちょっと、かなり、戸惑いながら(´・ω・`)
「引き戻さないでよ~」とか思ったりしながら
でも、コースと
同じことを言っているように取れてしまうことも多いよね、
コースが曲解されることが多いのも無理ないよね、
もっともっとコースをしっかり学ばねば、
私の中で、あいまいなところばかりだあ(-_-;)
などと思いながら読みました。
輪廻転生についてのとらえ方が
山川ご夫妻と雲黒斎さんと はっきり違って、
そのことに関してのやり取りが面白かったです。
3人ともが、権力闘争に陥らず、
真摯に向き合っているのが心地よかったです。
亜希子さんがあとがきで
「私たちは30年前からずっと
精神世界の欧米の本を日本語に翻訳する仕事をしています。
私たちの精神世界に関する知識や理論は、
これまで翻訳してきた本や自分たちの体験から作られています。
それは確実で揺らぐものではないと思い込んでいたのですが、
ここにきて、もっと新しいものの見方や真実があるのかもしれない、
と感じ始めています。
新しく精神世界について語り始めている若い人たちの体験は、
どうも私たちのこれまでの体験とは
質的にとても違っているらしいからです。
そして、雲黒斎さんのお話しにもまた、
今までの自分の確信とは違ったことがいっぱいありました。
時には、彼が話していることが理解できないこともありました。
彼の言葉に抵抗を感じることもありました。
例えば、
私たちがとても大切な真理だと信じていた輪廻転生について、
それは正しくないと彼は断じています。
人はそれぞれに魂の存在であり、
その魂が何回も輪廻転生を繰り返していると信じている私たちには、
それは最初、なかなか受け入れがたいものでした。
でも、今はもしかして彼の話が本当かもしれない、
なんて思い始めている私がいます。
というか、それはどちらでもいいかな、という感じなのです。」
と、とても正直に書かれています。
私はついつい、今読んでいる本に書いてあることを
丸ごと信じてしまうところがあります。
でも、
エゴは、必ず間違える!
『奇跡のコース』でも、最初の5章くらいまでは、
ヘレンの「通信機」としての機能が調整中で、
理解しにくかったり、矛盾があったりするのだそうです。
そして、人はそれぞれ、様々な、異なった体験をする。
そして、異なった解釈をする。
本当の真理がわかるのは、
完璧に「智識」が自分のものになった時、
本当に「悟った時」なのでしょうね。
だから「真理の探求」というのですね。
ハートを開いて、
とんでもない!と否定したいことにも、
耳を傾けていきたいと思います。
山川紘矢 山川亜希子 雲 黒斎 著
日本文芸社 1300円プラス税
お客様が、貸してくださいました。
山川ご夫妻は、一時期このお二人の訳された本を
手あたり次第読みました。
そして、書かれた本も。
そのあと、ときどき戻りながらも、
大内博さんに移ったような・・・
雲黒斎さんは、一時期夢中になりました。
センスと切れの良さを気に入っていました。
このところすっかりご無沙汰していて、
この本が出た時も
もういいかなあ、って感じでした。
久しぶりで、懐かしく、
楽しく読めました。
とはいえ、
このところ
『奇跡のコース』関連一本やりで、
「この世界はエゴが作ったもの!
神はこの世界を知らない!
エゴを取り消して実在に戻る!」
とばかり
ゲイリーの本などに夢中になっていたので、
ちょっと、かなり、戸惑いながら(´・ω・`)
「引き戻さないでよ~」とか思ったりしながら
でも、コースと
同じことを言っているように取れてしまうことも多いよね、
コースが曲解されることが多いのも無理ないよね、
もっともっとコースをしっかり学ばねば、
私の中で、あいまいなところばかりだあ(-_-;)
などと思いながら読みました。
輪廻転生についてのとらえ方が
山川ご夫妻と雲黒斎さんと はっきり違って、
そのことに関してのやり取りが面白かったです。
3人ともが、権力闘争に陥らず、
真摯に向き合っているのが心地よかったです。
亜希子さんがあとがきで
「私たちは30年前からずっと
精神世界の欧米の本を日本語に翻訳する仕事をしています。
私たちの精神世界に関する知識や理論は、
これまで翻訳してきた本や自分たちの体験から作られています。
それは確実で揺らぐものではないと思い込んでいたのですが、
ここにきて、もっと新しいものの見方や真実があるのかもしれない、
と感じ始めています。
新しく精神世界について語り始めている若い人たちの体験は、
どうも私たちのこれまでの体験とは
質的にとても違っているらしいからです。
そして、雲黒斎さんのお話しにもまた、
今までの自分の確信とは違ったことがいっぱいありました。
時には、彼が話していることが理解できないこともありました。
彼の言葉に抵抗を感じることもありました。
例えば、
私たちがとても大切な真理だと信じていた輪廻転生について、
それは正しくないと彼は断じています。
人はそれぞれに魂の存在であり、
その魂が何回も輪廻転生を繰り返していると信じている私たちには、
それは最初、なかなか受け入れがたいものでした。
でも、今はもしかして彼の話が本当かもしれない、
なんて思い始めている私がいます。
というか、それはどちらでもいいかな、という感じなのです。」
と、とても正直に書かれています。
私はついつい、今読んでいる本に書いてあることを
丸ごと信じてしまうところがあります。
でも、
エゴは、必ず間違える!
『奇跡のコース』でも、最初の5章くらいまでは、
ヘレンの「通信機」としての機能が調整中で、
理解しにくかったり、矛盾があったりするのだそうです。
そして、人はそれぞれ、様々な、異なった体験をする。
そして、異なった解釈をする。
本当の真理がわかるのは、
完璧に「智識」が自分のものになった時、
本当に「悟った時」なのでしょうね。
だから「真理の探求」というのですね。
ハートを開いて、
とんでもない!と否定したいことにも、
耳を傾けていきたいと思います。
by d_rainbow
| 2016-07-06 12:01
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