心とからだのセラピースペース


by まりりん

『嫌われる勇気』

『嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え』

   岸見一郎 古賀史健  著   ダイヤモンド社  1500円+税


2年余り前に出て、ベストセラーを続けている本です。


アドラー心理学は20年以上前に、気に入って
いろんなセミナーに参加したり、アドラーギルドに通ったり、
学会にも入り、本も買いあさりました。

とても明快で楽しいもの、という印象があります。

やがて私はスピリチュアルにはまり(*^_^*)
アドラー心理学から離れました。
集めた本もすべて、友人に回しました。


岸見さんは何度かお会いして、会話したこともあり、
私の印象は、物静かで真摯、頭脳明晰、という感じでした。

今更、という気もあり、
ベストセラーになってしまうと余計醒めてしまい、
夫は買って2回も読んだのに、私は手にも取らずにいました。


かつての学習仲間(今も)の松ちゃんが読んでよかったというのと、
今の学習仲間のかっち君がよかったというので、
ようやく読み始めました。


読み始めて、
おもしろい!
なつかしい!
たのしい!

だけど、今は『奇跡のコース』を一生懸命実践しようと

「世界はない!」
「この身体はわたしじゃない!」
とやっているのに(^_^;)

そして、コースは何度も何度も
「2つの世界を同時に選ぶことはできない。
 この世界をあきらめなさい」
と言っているのに、(と私は理解している)

この世界に引き戻されるのが嫌で、
読むのをやめようかと、迷いました。


でも、かっち君が「これも非2元だ」というようなことを言っていたのを思い出して
とにかく一通り読みました。


確かに!

やっぱり!!  アドラーは覚醒していた!

そして、人々から拒絶されないように、
「神」という言葉は一切使わず、
「宗教」「信仰」とは完全に一線を引いて、

でも、コースが目指しているところと同じ方向に
人々が前進できる方法を、
提案したのではないか???

すごい策略家(*^^)v


「自己受容」 「他者信頼」 「(犠牲ではない)他者貢献」
これらの言葉はすべて、コースが奨めていることに置き換えられます。

他者を評価しない。横の関係。これもです。

そして! 
「過去も 未来も ない!」

計画するな。
刹那に生きよ!


「目的論」「全体論」も、コースと重なります。


『奇跡のコース』との違いは、
「宗教」「信仰」を出さず、
「神」を出さないための必要から出てくるもの。

コースでは、本当の幸福は、
神と一体であることに目覚めることで得られると言っていると思いますが、
アドラーはそれを言わないことを選んだので、
「幸福とは貢献感」と言ったのではないでしょうか?


これはあくまでも「自分」に当てはめて実践するもので、
「他人」にすぐ当てはめたくなるエゴに邪魔されないために
まんべんなく実践することが、とても大事だと思いました。


岸見さんがあとがきで
「アドラーの考えを受け入れがたいということがあれば、
それが常識へのアンチテーゼの集大成だからであり、
その理解には日常生活での実践も必要だからです」
と書いておられますが、

これは奇跡のコースにもぴったり当てはまると思います。
そして、コースは、さらに、段違いに「常識へのアンチテーゼ」です!

そして「言葉の難しさはなくても」なのですが、
コースは逆に、言葉も難しければ、何もかも難しい(ー_ー)!!


「私の力は測り知れないほどに大きい」
「私」が変われば「世界」が変わってしまう。
世界とは、ほかの誰かがかえてくれるものではなく、
ただ「私」によってしか変わりえない。

「誰かが始めなければならない。
ほかの人が協力的でないとしても、
それはあなたには関係ない。

私の助言はこうだ。
あなたが始めるべきだ。
ほかの人が協力的であるかどうかなど考えることなく。」

なんて ステキ なんでしょう(*^_^*)


続編『幸福になる勇気』も読みたくなりました。




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by d_rainbow | 2016-03-28 10:56 |