心とからだのセラピースペース


by まりりん

大和田菜穂さんの本

『すでに愛の中にある―
    個人のすべてを失ったとき、すべてが現われる』
       大和田菜穂 著  ナチュラルスピリット 1400円+税  


著者はYouTube でノンデュアリティについて語って評判になっている
若くて美しい女性です。
発売から2ヶ月あまり、すでに売り切れ、増刷が決定しているそうです。


「人は、足りない何かを埋めようと、いつも次の瞬間に何かを探しています。
でも本当は、世界中が求めているものが、すでに今ここに、
誰にでも平等に用意されているのです。
・・・
本当は、何もがんばらなくていいし、どこかへ行かなくてもいいのです。
特別な能力や時間も全く要しません。
なぜなら、私たちが求めているものは、一度も失われていないからです。
なんてすばらしいことなのでしょう。
すでに完璧で、何も必要ないのです。
・・・
今までの常識、考え、思い込み、信仰、すべてが解けて消えたとき、
全く新しい世界が現われます。
それは特別な世界ではなく、いつもと変わらない日常であり、あるがままの現実です。
あなたが真に求めている現実は、あなたから一度も離れたことはありません。
そのことは、自分という檻からの解放によって明らかになります。・・・」


著者は、とても繊細で、生きているのが不安で、恐怖を感じている子でした。
10代になると何か足りない感覚がさらに大きくなり、苦しみに変わりました。
外では活発で行動的で、楽しそうに見られても、
常に満たされない落ち着かない感覚がありました。

10年ほど前、覚醒体験をした人に出会い、その体験談に夢中になり、
苦しみからの解放を求めて探求が始まります。
5・6年後からいくつもの目覚めの経験や、深い理解を得る瞬間の経験があり、
一番大きな目覚めの経験をしたときは「私」が数日間いなくなり、 
その後、「私」が帰ってきたときには、脳がおかしくなったかと思ったそうです。

「そしてある日、近所をボーっと歩いていると、
突然「菜穂がもうそこにはいない」ということが起こりました。
そのとき同時に、「私」以外の何かが、
「もともと菜穂はいなかった」ことに気付き、
「私」というエネルギーは完全に「全体」の中に解けてなくなっていきました。
同時に、すべてが残りました。
何年もの探求のすえ、苦しみは完全に終わりを迎えたのです。
それは想像していたものとはまったく違っていて・・・大きな驚きでした!

そこで認識されたのは、
苦しんでいる誰かというのは最初からいなかったということでした。
これまで存在していたものは、ライフだけだったのです。」

「これは、あくまでもストーリーです。」


―すべてはひとつのエネルギーが形を変えて現われたものです。―

―人は幸せになろうと、次々何かを求めますが、
 手に入れた瞬間、探求欲がふっと消え、一瞬の満足感を得、
 収縮した心地悪い感覚を紛らわすことができる―
 この瞬間を手に入れるために、人は何かを手に入れようとするのです。―

―苦しみというものは、一つ一つの経験が、
 「私」におきていると個人的にとらえることによって生まれる。―

―自由意志と選択というものは、まったく存在しません。―


そうだ!そうだ!と思うことが書いてあって、刺激的でとても面白くて、
わくわくしてきて、どんどん気が楽になってきて、・・・
読み進むうちにやがてどんどん分からなくなってきて、・・・
何度も読み返して、ますます分からなくなってきています。

これは、自分という収縮したエネルギーが消えてしまわないと、分からないらしいから、 
分かろうとするのが無理ですね。


でも、この人生、無理してがんばらなくていい、深刻になる必要はない、
と思えて、うれしいです。
私はこの本を読んで、罪悪感が軽くなりました。
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by d_rainbow | 2015-06-16 21:31 |