『がんが自然に治る生き方』
2015年 02月 13日
『がんが自然に治る生き方
―余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと―』
ケリー・ターナー 著
長田美穂 訳 プレジデント社 1800円+税
自己治癒力をオンにする食べ物、治療法、生きる姿勢とは?
《全米で大反響!》
医師たちが見向きもせず放置していた
1000件を超える進行がんの劇的な寛解事例の分析と
100人以上のインタビューから明らかになった
奇跡のような自己治癒力を引き出す9つの実践項目とは?
著者は、がん専門病院で患者のカウンセラーをしていて
医学的には手遅れだったはずのがん患者が見事に回復を果たす事例に出くわします。
驚いて調べてみると、1000件以上の症例報告が、医学雑誌に載っていたのです。
そして、医者たちがこういった症例に全く関心を示さないことにさらに驚きます。
「他の患者には話さないでください」
「あらぬ希望を与えたくないから」
しばらくして、双子の赤ちゃんを持つ、悪性度の高い
ステージ4の乳がんと診断された女性に出会います。
「治るためなら、なんでもしたいの」
「確かなことはいえない。でも何か方法があるか探してみるわ」
ガンの劇的寛解の研究に人生を捧げると決意した瞬間でした。
症例研究を始めて驚いたのは、2種類の人々が黙殺されていたことでした。
ひとつは患者本人。
「あなたは自分がなぜ治癒したと思うか」の答えを記したものはひとつもなかったのです。
もうひとつは代替療法の治療者たちです。
劇的な寛解はほとんどの場合、現代医療では打つ手がなくなった患者におきています。
それなのに、代替療法の治療者たちががん治療にどう取り組んできたのかを
誰も調べていませんでした。
著者は医学論文を1000本以上分析し、100人以上にインタビューしました。
その結果、劇的な完解において重要な役割を果たしたと推測される要素
―身体、感情、内的な事柄―が75項目浮かび上がり、
そのうちの上位9項目は、ほぼすべてのインタビューに登場していることに気が付きます。
・抜本的に食事を変える
・治療法は自分で決める
・直感に従う
・ハーブとサプリメントの力を借りる
・抑圧された感情を解き放つ
・より前向きに生きる
・周囲の人の支えを受け入れる
・自分の魂と深くつながる
・「どうしても生きたい理由」を持つ
この9項目に順位はありません。
ほぼ全員が、程度の差はあれ9項目ほぼすべてを実践していたのです。
7つまでが心の問題。
あと2つも、心にかかわってきます。
「生き方を変える」事が大事なようです。
何が効果があるかは、一人ひとり違うそうです。
それは、本人の直感で選ぶ。
各項目ごとに、詳しい解説、患者の体験、そして、実践のための簡単なワークも紹介されています。
代替医療従事者にも取材し、著者自身、いくつか体験もしています。
読んでいると楽しくなってきて、力がわいてくるような気がします。
翻訳者の長田さんは、フルブライト奨学生としてシアトルに留学、
英語力も付いてきて、さあこれから取材や執筆にもっと取り組もうと思っていた矢先、
乳がん4期と診断されました。
著者の博士論文をネットで見つけ、すぐに
「本になったらぜひ日本版は私に翻訳させてほしい」とメールを送ったそうです。
アメリカで3月に出版、日本で11月に出版という超スピードの翻訳でした。
名古屋のがん患者の会「いずみの会」中山武 元会長の著書「ガンがゆっくり消えていく」と
共通するところがたくさんあるそうです。
ご本人も寛解を目指して9項目すべてを実践しているそうです。
玄米菜食、びわの葉温灸、ヨモギを摘んだり、それは、作業療法のようなものだと思うそうです。
ゼロ会メンバー あみーちゃん製作
心とからだのセラピースペース ダブルレインボー
E-メール:info@d-rainbow.com
URL:http://www.d-rainbow.com
℡ 079-423-3780
―余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと―』
ケリー・ターナー 著
長田美穂 訳 プレジデント社 1800円+税
自己治癒力をオンにする食べ物、治療法、生きる姿勢とは?
《全米で大反響!》
医師たちが見向きもせず放置していた
1000件を超える進行がんの劇的な寛解事例の分析と
100人以上のインタビューから明らかになった
奇跡のような自己治癒力を引き出す9つの実践項目とは?
著者は、がん専門病院で患者のカウンセラーをしていて
医学的には手遅れだったはずのがん患者が見事に回復を果たす事例に出くわします。
驚いて調べてみると、1000件以上の症例報告が、医学雑誌に載っていたのです。
そして、医者たちがこういった症例に全く関心を示さないことにさらに驚きます。
「他の患者には話さないでください」
「あらぬ希望を与えたくないから」
しばらくして、双子の赤ちゃんを持つ、悪性度の高い
ステージ4の乳がんと診断された女性に出会います。
「治るためなら、なんでもしたいの」
「確かなことはいえない。でも何か方法があるか探してみるわ」
ガンの劇的寛解の研究に人生を捧げると決意した瞬間でした。
症例研究を始めて驚いたのは、2種類の人々が黙殺されていたことでした。
ひとつは患者本人。
「あなたは自分がなぜ治癒したと思うか」の答えを記したものはひとつもなかったのです。
もうひとつは代替療法の治療者たちです。
劇的な寛解はほとんどの場合、現代医療では打つ手がなくなった患者におきています。
それなのに、代替療法の治療者たちががん治療にどう取り組んできたのかを
誰も調べていませんでした。
著者は医学論文を1000本以上分析し、100人以上にインタビューしました。
その結果、劇的な完解において重要な役割を果たしたと推測される要素
―身体、感情、内的な事柄―が75項目浮かび上がり、
そのうちの上位9項目は、ほぼすべてのインタビューに登場していることに気が付きます。
・抜本的に食事を変える
・治療法は自分で決める
・直感に従う
・ハーブとサプリメントの力を借りる
・抑圧された感情を解き放つ
・より前向きに生きる
・周囲の人の支えを受け入れる
・自分の魂と深くつながる
・「どうしても生きたい理由」を持つ
この9項目に順位はありません。
ほぼ全員が、程度の差はあれ9項目ほぼすべてを実践していたのです。
7つまでが心の問題。
あと2つも、心にかかわってきます。
「生き方を変える」事が大事なようです。
何が効果があるかは、一人ひとり違うそうです。
それは、本人の直感で選ぶ。
各項目ごとに、詳しい解説、患者の体験、そして、実践のための簡単なワークも紹介されています。
代替医療従事者にも取材し、著者自身、いくつか体験もしています。
読んでいると楽しくなってきて、力がわいてくるような気がします。
翻訳者の長田さんは、フルブライト奨学生としてシアトルに留学、
英語力も付いてきて、さあこれから取材や執筆にもっと取り組もうと思っていた矢先、
乳がん4期と診断されました。
著者の博士論文をネットで見つけ、すぐに
「本になったらぜひ日本版は私に翻訳させてほしい」とメールを送ったそうです。
アメリカで3月に出版、日本で11月に出版という超スピードの翻訳でした。
名古屋のがん患者の会「いずみの会」中山武 元会長の著書「ガンがゆっくり消えていく」と
共通するところがたくさんあるそうです。
ご本人も寛解を目指して9項目すべてを実践しているそうです。
玄米菜食、びわの葉温灸、ヨモギを摘んだり、それは、作業療法のようなものだと思うそうです。
ゼロ会メンバー あみーちゃん製作
心とからだのセラピースペース ダブルレインボー
E-メール:info@d-rainbow.com
URL:http://www.d-rainbow.com
℡ 079-423-3780
by d_rainbow
| 2015-02-13 15:39
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