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心とからだのセラピースペース


by まりりん

『生き方楽々ホ・オポノポノ』

『こんなに簡単でいいの?  生き方楽々ホ・オポノポノ 
         こころの芯から輝きだす満足度120%の幸せ』
   
   マベル・カッツ 著
   小林美香  訳       ヒカルランド   1600円+税


友人に借りて読んだマベルの2冊目の本が気に入ったので、
図書館にあった1冊目のこの本も読んでみました。

寓話や引用が多く、分かりやすく親しみやすい本です。
Q&Aのコーナーでは、世界中でマベルが行っている
ホ・オポノポノのトレーニングでよく聞かれる質問とそれについての
解答がまとめてあって、とても参考になります。


「人生とは古い記憶(プログラム)の再現です。
頭の中で24時間再生され続けているようなもの。
これらを消去・クリーニングすることで、
反応や執着から開放され、
幸せを引き寄せるようになっていきます。

クリーニングはとてもシンプルです。
誰かに不当な扱いを受けたと思ったとき、
言い返す代わりに、心の中で
「愛しています」「ありがとう」という言葉を
気が済むまで繰り返したください。

「ごめんなさい。許してください。
こんな状況/問題を作り出したのは、他の誰でもなく
わたしなのです」と心の中で許しを請うことで、
あなた自身は100%の責任を取ることになります。

あなたから削除された記憶は、
他の人、家族や親戚、先祖、
そして地球からも消去されます。
記憶はすべて私たちの中にあるので、
たとえその場にいなくとも
他の人たちからも消去されるのです。

クリーニングすると、正しい情報を入れるための
空きスペースが生まれます。
心を開いてさらに繰り返すことで、
私たちの人生のインスピレーションも訪れ、
正しい道へと導いてくれるようになります。

期待から心を自由にして、
すべてをゆだねるという意思を神様に示せば、
絶好のタイミングで、あなたにとって完璧にふさわしい幸運が訪れるでしょう。
人生の一瞬一瞬に起こっている奇跡を実感できるのです。

私たちは自分の中に愛を見つける必要があります。
ありのままの自分を受け入れて愛することができたとき、
初めて、自分を完璧にするために
誰かを「必要」としているのではないことに気付くでしょう。

私たちに与えられた選択肢は2つだけです。
ありもままの自分として生きるか、
古い記憶に従って生きるのか。
私たちがこの世で存在する理由はただひとつ、
本当の自分を見つけることなのです--。」



『仏教聖典』には
「幸せは悲しみの後に続き、悲しみは幸せのあとに訪れる。
しかし、何が幸せで何がそうでないかや、善悪の区別をしないものは、自己を開放することができる」
と書いてあるそうです。

「もっとも大切なのは、あなたが全く無知であることを認めたうえで、
自らの意思において自分の中にあるすべてのものについて責任を取り、
それを手放す決意をすることです。

神(愛)はすべてを癒してくれます。
あなたがすべきなのは、全部をゆだねると言う意思表示をするだけなのです。」

「何を消去して何を消去しないかを決めるのはあなたではありません。
神様はいつのときでもあなたにとって最良のものをもたらしてくれますが、
それが何であるかはあなたには見当の付かないことです。
だから良いことも悪いことも捨て去って、自分自身を自由にしましょう。」

フナ、「ザ・シークレット」、アファメーションとの違いの説明も明快です。
潜在意識と健在意識の情報認識速度の大きな違いは、
思考の現実化がなまやさしい事でないのを納得させます。



「もし何かが現在あなたに痛みや苦しみを与えているのなら、
あなたのインナーチャイルドにその原因を消し去ってくれるように頼むことができます。
愛に基づいたインナーチャイルドとの共同作業は、
アファメーションのように押し付けがましいところが一切ありません。
あなたの敵とは、潜在意識下の、
あるいはインナーチャイルドの中の記憶に過ぎないことが理解できれば、
敵さえも愛することができます。
私たちは敵に抵抗したりはしません。
愛がすべてを癒してくれるからです。」

「愛のあるところには、おのずと富と成功も存在する」


ホ・オポノポノが、もともとのものからかけ離れて、簡略化されすぎているという批判も聞きます。

それに対してマベルは
「長い年月をかけてクリーニングの手法はどんどん簡単になりました。
でもどうかそれが当然だとは思わないでください。
長年にわたって大勢の人々がクリーニングを繰り返した結果、
現在のような高いレベルに到達したのですから。」と言っています。


「理性は神と直接コミュニケーションをとることができません。
・・・神様とのつながりを持っているのはインナーチャイルドだということを忘れないでください。」

「クリーニングは祈りの方法であり、依頼の方法であり、
あなたにふさわしいもの、完璧なものを受け取る意思を示す方法なのです。」

「ホ・オポノポノのもっともユニークな点は、教祖を必要としないことです。
神的存在と直接コミュニケートするので、媒介を通さずに自分ひとりで実践ができます。
そして実践すべきことはクリーニングと除去だけです。

自分が100%の責任を持ち、クリーニングさえしていれば、
あとはすべて神の手にゆだねておけばいいのです。
何の心配もする必要はありません。
神様は必ず私たちを絶妙のタイミングでふさわしい場所へ導いてくれます。
自分がクリーニングを実践していれば、その他のことは全部任せていいのです。
あれこれ心配する必要はありません。」


マベルはホ・オポノポノを実践して、怒りに我を忘れるということがなくなったそうです。
「この状況を作ったのは自分自身。なぜならこれは他人に対する私の考えだから。
自分のプログラムや記録、認識が勝手に作り出したのもならば、
自分自身で消去できるはず」と自分に言い聞かせるのだそうです。

「問題とはそれ自体が問題なのではなく、どう対処するかが問題だということを忘れなければいいのです。
問題に対する私たちの主張や判断、そして認識の仕方が本当の問題を作り出しているのですから。」


「ホ・オポノポノによって自分本来のものではなかった固定観念から開放され、
本当の自分を見出し、愛することができるようになります。
そして自分を愛し受け入れることができて始めて、
人は他人を愛し受け入れることができるのです」

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                ゼロ会メンバー あみちゃん製作



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by d_rainbow | 2014-12-12 15:07 |