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心とからだのセラピースペース


by まりりん

『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』

『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』

   渡辺格(わたなべいたる)著  講談社 1600円+税


生活クラブ生協の本のパンフレットに
「おカネの使い方こそが、社会をつくる」と紹介されていました。

「「腐らない」おカネが、資本主義のおかしさを作り出しているということが、僕がこの本で言いたいことの半分を占めている」


田舎のパン屋さん、きっと夫も興味を持つだろうと、切り抜いておいたら
既に知っていて、買おうと探していたとのこと。

早速注文しました。


その田舎は、岡山県真庭市勝山
日帰りで行ける距離です。

よし、行こう!!
5月の連休に、行ってきました!!!

本は、行く前日に届く予定だったのですが・・・2週間後に届きました。
お店に行ってみると、その本が積んでありました。


勝山は、空気が澄んでいて、気持ちのいいところでした。

パン屋さん「タルマーリー」は、町並み保存地区の入り口すぐにありました。
いい匂いがして、町並みにとてもマッチしていました。

どういう意味があるのかな?と思ったら
ご夫婦のお名前、イタルとマリコでタルマーリーだそうです。

麻里子さんが、とっても素敵な人!
そして2人の子どもたち、モコとヒカルも!


父が学者、祖父が田舎医者を夢見た軍医、
著者は何をしたらいいか分からずふらふらしていました。

30歳のとき夢枕に立った祖父が「パン屋になれ」

その気になって修行した著者は、
「天然菌でパンを作る」という夢に挑戦します。

古い家に住みついている菌を採取し、
自然栽培の米で増やし、(有機栽培では出来なかった!)
地元の生産者の小麦を自家製粉して
パンを焼きます。

出来るだけ近くの生産者と繋がり、
「腐る経済」の広がりを目指します。



学者の父の影響でマルクスを学び、
腐らない経済に取り込まれないパン屋を追求します。

マルクスが分かりやすく解説してあって、ありがたいです。


勝山は職人の町、醸造、発酵の町。
その町にぴったりのパン屋さん。


面白いエピソードが紹介されていました。

「自然栽培」で野菜を作っていた畑で、農業大学や農学部の研究者が土壌調査をして、
「ここの土では、養分が足りていないから作物はできるはずがない」という結論を出したそうです。

目の前でにんじんや大根が実りをもたらしているのに!
そのギャップにあるものこそが、生命力というものではないか、と著者は言います。


次に行ったら「和食パン」をぜひ買おうと思います。
天然菌の酒だねパン。

古い町並みの中に、素敵なカフェやレストランもあります。

もう少し奥に入れば温泉。
手前には、お値打ちなお惣菜バイキングのランチのある道の駅。
おいしいお蕎麦屋さんも。

1日楽しめます。


本の紹介でした。
とても楽しい本です。

『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』_f0186096_10521817.jpg

ゼロ会メンバー あみちゃん撮影


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by d_rainbow | 2014-06-23 12:35 |