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心とからだのセラピースペース


by まりりん

『人は死なない』

『人は死なないーある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索』 矢作直樹著 が
おととしの夏に出版された時、本屋さんでざっと立ち読みしました。

内容は、買うほどのことはないとは思いましたが、
東大病院の医者という立場の人がこういう内容の本を出版したということで、
時代は大きく動いている!!と感じました。

もっと穏当、無難な本の書名を考えていたところ、
同僚から「ずばり『人は死なない』くらいにしたらどうか」と言われたとか。

医師の多くは実は、大なり小なりこういうことを感じているのですよね。
知り合いの精神科医も、「死ぬ間際の人は向こうの世界のこととか、
普通分からないようなことが分かったりするみたいだ」と言っていました。


去年の夏『人は死なない。では、どうする?』が出ました
気功家、中健次郎さんとの共著です。

この本はお客様がお貸しくださって、読ませていただきました。


次に、へミシンクを日本に紹介している坂本政道さんとの共著
『死ぬことが怖くなくなるたった一つの方法』も貸していただきました。

「終わりに」を坂本さんが書いていらっしゃいますが、
いわゆる科学的という人たちの多くがいかに無理解か、いかに思考に矛盾があるかを
切々と書いていらっしゃいます。
坂本さんは、そういう面で相当苦労されてきたんだなと、思いました。
多くの人に、ここをしっかり読んでほしいものだと思いました。


『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』が今年3月に出て、
これもお客様が貸してくださって、読みました。

なんと言うタイミング! 知人をホスピスに見舞う直前でした。


今『命には続きがある 肉体の死、そして永遠に生きる魂のこと』を
読んでいます。
これは、作家で冠婚葬祭会社社長の一条真也さんとの共著です。


矢作さんは他にも何冊も出されています。
どっさり溜め込んできたことを、堰を切ったように出されている感じです。


こういうことが一般に広く知られるようになると、
終末医療も、お葬式も、大きく変わるだろうと思います。

リラ自然音楽では
「生誕葬」というものを始めたそうです。
「あの世、人間の本当のふるさとへの誕生おめでとう!」というお葬式です。

わたしも、こういうのなら、してもいいかな、と思います。


そして、価値観が変わらざるを得ないから、
世の中のすべてが大きく変わるだろうなあと思います。


著者の矢作さんも、共著者の方たちも多読家で、
たくさんの本を紹介されているのも魅力です。

紹介されていた中の1冊 『臨死共有体験』は、
臨死体験を紹介してきたレイモンド・ムーディーの著書ですが、
初めて臨死体験についての研究を公表するときに
全く躊躇はなかったし、周りも好意的だったというのが驚きです。

退行催眠で前世療法をしてきたワイス博士が公表をとても怖れ、躊躇したのと対照的です。

臨死体験を医療従事者や身近な人がが共有することは、
意外とよくあることのようです。

このような実体験をする人が増えるのも、
世界が変わる大きな力になっていると思います。

これまで他言できないでいた人たちが語りやすくなり、
加速度的に変わっていくのではないでしょうか。

『人は死なない』_f0186096_1212387.jpg


                 ゼロ会メンバー あみちゃん撮影




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by d_rainbow | 2013-07-08 12:23 |